舞台の「友」
昨日は、中国新聞文化センターの教室の「受講生作品展」が広島駅前のデパート「福屋」で行われた。

受講生のうち5名が参加、安波節、故郷、新安里屋ゆんたの3曲を披露。Oさんが、丁寧に講座や曲の紹介をしてくれた。
海田公民館の講座の方も応援にこられて、手拍子などで盛り上げてくださった。
5名のみなさんは、三線での「ステージデビュー」を果たしたわけだ。
どうどうとしたものだった。
終了後、JRに乗り込み、仲西光雄先生との最終稽古が待つ本郷町へ。
入梅したというとたんの晴ればれとした山間を電車にゆられて。
会場には三原と広島から新人、優秀、最高賞をそれぞれめざすメンバーがすでに稽古。
仲西光雄先生からは、ほんとうに絞った要点だけのご指摘がされていた。
前回の4月の稽古のとき、なかなか立って歌えなかった人が堂々と歌っている。みなさんの稽古の積み重ねが感じられる。
コンクールまであと3週間。
ここからが勝負だ。この3週間の稽古で「唄」が成長する。磨かれる。
よく「緊張しないようにするにはどうしたらいいでしょうか」と聞かれる。
舞台で、緊張すると自分の実力は6割もでない。
それどころか、小さな失敗におののいて、崩れていく人もすくなくない。
本番では練習した実力の6割しかだせなくても、それで合格ラインにいく稽古をしなくてはいけない。
舞台にあがって緊張しない人もいる。
舞台にあがって自分の唄を、三線を弾くことが喜びと感じる人だ。
そういう人は少ないが、いる。
いうまでもないことだが、経験を積み舞台に上がる回数が多い人ほど、緊張する度合いが少なくなり、実力がだせるようになる。
舞台にあがったとき、緊張した自分に「大丈夫だ」と声をかけてくれる「友」がひとりだけいる。それは、稽古を積み重ねたという自信、という「友」。
あと3週間の稽古で育てていくのは、この「友」だ。
どう育てるか。
毎日10回でも、20回でも歌いこむしかない。
手を抜くと、この「友」は舞台で無言のままだ。助けにならない。
強力な「友」を連れて西原公民館の舞台に立とう。
受講生のうち5名が参加、安波節、故郷、新安里屋ゆんたの3曲を披露。Oさんが、丁寧に講座や曲の紹介をしてくれた。
海田公民館の講座の方も応援にこられて、手拍子などで盛り上げてくださった。
5名のみなさんは、三線での「ステージデビュー」を果たしたわけだ。
どうどうとしたものだった。
終了後、JRに乗り込み、仲西光雄先生との最終稽古が待つ本郷町へ。
入梅したというとたんの晴ればれとした山間を電車にゆられて。
会場には三原と広島から新人、優秀、最高賞をそれぞれめざすメンバーがすでに稽古。
仲西光雄先生からは、ほんとうに絞った要点だけのご指摘がされていた。
前回の4月の稽古のとき、なかなか立って歌えなかった人が堂々と歌っている。みなさんの稽古の積み重ねが感じられる。
コンクールまであと3週間。
ここからが勝負だ。この3週間の稽古で「唄」が成長する。磨かれる。
よく「緊張しないようにするにはどうしたらいいでしょうか」と聞かれる。
舞台で、緊張すると自分の実力は6割もでない。
それどころか、小さな失敗におののいて、崩れていく人もすくなくない。
本番では練習した実力の6割しかだせなくても、それで合格ラインにいく稽古をしなくてはいけない。
舞台にあがって緊張しない人もいる。
舞台にあがって自分の唄を、三線を弾くことが喜びと感じる人だ。
そういう人は少ないが、いる。
いうまでもないことだが、経験を積み舞台に上がる回数が多い人ほど、緊張する度合いが少なくなり、実力がだせるようになる。
舞台にあがったとき、緊張した自分に「大丈夫だ」と声をかけてくれる「友」がひとりだけいる。それは、稽古を積み重ねたという自信、という「友」。
あと3週間の稽古で育てていくのは、この「友」だ。
どう育てるか。
毎日10回でも、20回でも歌いこむしかない。
手を抜くと、この「友」は舞台で無言のままだ。助けにならない。
強力な「友」を連れて西原公民館の舞台に立とう。
2006年06月11日 10:20
この記事へのコメント
コンクールもうすぐなんですね。
私は昨年のコンクールの前日、誠小先生と政雄先生にお会いしたのです。
コンクール緊張する~と言う私達に、先生方はこう言われました。
『何年経っても舞台に立って唄うことは緊張する。でも、緊張しなくなったら唄者としてはおしまい。舞台に立つ資格は無い。と思っている。』と・・・。
緊張しすぎてもダメかもしれませんが・・・。
舞台に立つときに、私はコンクールを受けるまでに色々とお手伝いしてくれた仲間や家族、そして先生に「ありがとう」と心の中で言って臨みました。
といっても、緊張感は消えませんでしたけど・・・。
(あ、それじゃ、ダメですね。)
私は昨年のコンクールの前日、誠小先生と政雄先生にお会いしたのです。
コンクール緊張する~と言う私達に、先生方はこう言われました。
『何年経っても舞台に立って唄うことは緊張する。でも、緊張しなくなったら唄者としてはおしまい。舞台に立つ資格は無い。と思っている。』と・・・。
緊張しすぎてもダメかもしれませんが・・・。
舞台に立つときに、私はコンクールを受けるまでに色々とお手伝いしてくれた仲間や家族、そして先生に「ありがとう」と心の中で言って臨みました。
といっても、緊張感は消えませんでしたけど・・・。
(あ、それじゃ、ダメですね。)
Posted by まえこ at 2006年06月11日 13:22
まえこさん
プロは緊張を「やる気」に変えるそうです。
大きな舞台になればなるほど、やる気が湧くそうです。
そうでないと聴衆に感動は与えられませんからね。
私達は「緊張」に負かされてしまう。
困難な壁にぶつかったとき、それに負けないぞという気持ちが湧いてくるには、経験の中で「乗り越えられる」という自分への自信がついていかないといけないのでしょうね。
それが、あるひとは「なんくるないさー」という気分だったり、人々への感謝の表れだったりね。
先生への感謝、これは大切ですね。
プロは緊張を「やる気」に変えるそうです。
大きな舞台になればなるほど、やる気が湧くそうです。
そうでないと聴衆に感動は与えられませんからね。
私達は「緊張」に負かされてしまう。
困難な壁にぶつかったとき、それに負けないぞという気持ちが湧いてくるには、経験の中で「乗り越えられる」という自分への自信がついていかないといけないのでしょうね。
それが、あるひとは「なんくるないさー」という気分だったり、人々への感謝の表れだったりね。
先生への感謝、これは大切ですね。
Posted by せきひろし(たるー) at 2006年06月11日 14:57
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