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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › 島唄に思う › 「黒うさぎたちのソウル」

「黒うさぎたちのソウル」


宮崎の実家近くにあるお菓子屋さんで買ってきたアップルパイは絶品。

程よい甘みとリンゴの歯ごたえはたまりません。
都城の新茶にもあいます。

これを頂きながら読んだ本がこれ。


「黒うさぎたちのソウル」
木村紅美

本の帯には
「沖縄、奄美にルーツを持つ、東京出身のふたりの少女。互いの島への侮辱がもとで絶交中。高校三年の夏、超パンクな民謡をきっかけに変化がはじまる。」

読み終えて、意外と爽やかな少女たちの生き方にホッとした感じでした。

奄美と沖縄、本土との関係が「爽やか」なはずはありません。

歴史の中で抑圧や差別があり、基地問題や経済格差があり、望みや希望が叶えられない悲しみを抱えているのですから。

しかしそれぞれが素晴らしい音楽と文化を大切にしています。

この物語は、今の東京に生きる島人の二世がその音楽のルーツを自分の中に見出していく短い旅を描いたものです。

作者も沖縄、奄美にルーツを持つ方ではありませんが、よく研究され、気持ちを島に寄せられています。

話に出てくる民謡も身近なもので、楽しめました。

何より奄美や沖縄出身の二世が同級生にいた中学時代を思い出し懐かしい思いもしました。


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2012年05月06日 14:34
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