たるーの島唄人生

台風が接近しています。

昨日は拙宅の自称「沖縄・ベトナム菜園」のゴーヤーネットを低くしたり植木鉢が飛ばないよう縛り付けたりしておきました。

各地で大きな被害がでなければと思います。

今朝は案の定、朝の通勤電車１時間の遅れでした。

こんなときは焦らず、なんくるないさ〜の気分でウォークマンの耳薬（みみぐすい）です。


嘉手苅林昌先生のＣＤ「沖縄の魂の行方」は久高島でのライブ収録で、珍しく林昌先生の語りつきです。

観客とのやり取りがかなり面白いですよ〜

観客「おじい大好きです」
おじい「じゃチューして」
観客「チューはできないけど…」
おじい「今日（チュー）がだめなら明日（アチャー）に」
こんなやり取りでみんなを笑わせる林昌先生。


最後に収録されている「恋しアルゼンチン」

アルゼンチン公演をしたときに林昌先生が作詞作曲されたものです。即興の唄三線のようです。

遠く故郷を離れた人々への優しい想いが伝わります。

林次先生がライナーノーツに書かれてますが、「強制的な教育や気難しさを押し付ける人ではなく」、「気張らず、威張らずの自然体でいる」という林昌先生の人柄があらわれた曲なのかもしれません。

私もそんなところが大好きな唄者です、チューはできませんが（笑）