久しぶりの
ひさしぶりにボイスブログに歌をアップ。越来節(ぐいくぶし)。それに国頭ジントーヨー。
国頭ジントーヨーは民謡酒場調で。
三板、太鼓、フェーシすべて一人、多重録音と書くと聞こえがよいが、三線を入れておいて、それをベースに、太鼓、三板、歌三線を重ねていく。
パソコンで取り込んでは、それを流しながらまた録音をするという具合。
家のすぐ前を走る山陽本線の電車の音が波の音のように聞こえるのが面白い。
ひとりでやって楽しい?よくこう聞かれるけれど、実は中学時代ギター一本と英語練習用のテープレコーダー(2ヘッド録音)で一日中一人で遊んでいた。
あのころは流行りのフォークソングにコーラスを一人で入れる。
それからウン十年。
人間って変わらないものだ、とつくづく思う。
越来節。
これは少し長いのでご注意。
なぜか、こういう物語調の歌が最近とても気になる。
歌詞が、ある情景を時間、空間を追って描写する。
越来のある役人が、娘を誘って毛遊びへ。そこに行くまでの一部始終、いってからの毛遊びの様子も、匂い、味、雰囲気がわかるような仕組み。
まるで映画を観ているような歌。
昔の人々がこうした歌を歌い、また聴いて娯楽としていたことがよくわかる。
意味を。直訳で。
○越来間切にあったこと 文子富里がしたことは
○夜なべの娘宿にちょっと寄り 美しい娘三人がいる家の中に
○それから愛らしい人を呼び出して さあさあ 娘よ遊びに(行こう)
○私も遊びは好きだけど着ている着物は親の大切なもの
○富里は冬の礼服をさっと脱ぎ、ご機嫌な気持ちでさっと着せて
○どうだい どうだい娘よ落ち着いたかい ありがとう富里よ、落ち着いたよ
○それからふらふら歩いたら山内前の草原にもう近寄りかかり
○坂が急なので歩けない お願いだから富里よ おぶってちょうだい
○私も腰痛でおぶれない 腰を押してやるからがんばって歩け
○この坂道を登れば話を聞かせるよ あの坂道を登れば話聞かせよう
○話ているうちに しているうちに来ちゃったので山内前の草原にも寄りかかって
○手をふりフィフィ吹いて 山内青年たちも集まってきて
○徳利、古酒持ち寄って昔百合の花が盃に
○めぐってくる匂いのかわいさよ 胡弓や三線を弾きながら
○娘の歌声のかわいいことよ 青年達の舞方は面白い
○今夜の遊びは盛り上がったが 鳥はうたったりして居られない
○別れの道唄 恋しさよ 明日は面影が立たないかねえ
国頭ジントーヨーは民謡酒場調で。
三板、太鼓、フェーシすべて一人、多重録音と書くと聞こえがよいが、三線を入れておいて、それをベースに、太鼓、三板、歌三線を重ねていく。
パソコンで取り込んでは、それを流しながらまた録音をするという具合。
家のすぐ前を走る山陽本線の電車の音が波の音のように聞こえるのが面白い。
ひとりでやって楽しい?よくこう聞かれるけれど、実は中学時代ギター一本と英語練習用のテープレコーダー(2ヘッド録音)で一日中一人で遊んでいた。
あのころは流行りのフォークソングにコーラスを一人で入れる。
それからウン十年。
人間って変わらないものだ、とつくづく思う。
越来節。
これは少し長いのでご注意。
なぜか、こういう物語調の歌が最近とても気になる。
歌詞が、ある情景を時間、空間を追って描写する。
越来のある役人が、娘を誘って毛遊びへ。そこに行くまでの一部始終、いってからの毛遊びの様子も、匂い、味、雰囲気がわかるような仕組み。
まるで映画を観ているような歌。
昔の人々がこうした歌を歌い、また聴いて娯楽としていたことがよくわかる。
意味を。直訳で。
○越来間切にあったこと 文子富里がしたことは
○夜なべの娘宿にちょっと寄り 美しい娘三人がいる家の中に
○それから愛らしい人を呼び出して さあさあ 娘よ遊びに(行こう)
○私も遊びは好きだけど着ている着物は親の大切なもの
○富里は冬の礼服をさっと脱ぎ、ご機嫌な気持ちでさっと着せて
○どうだい どうだい娘よ落ち着いたかい ありがとう富里よ、落ち着いたよ
○それからふらふら歩いたら山内前の草原にもう近寄りかかり
○坂が急なので歩けない お願いだから富里よ おぶってちょうだい
○私も腰痛でおぶれない 腰を押してやるからがんばって歩け
○この坂道を登れば話を聞かせるよ あの坂道を登れば話聞かせよう
○話ているうちに しているうちに来ちゃったので山内前の草原にも寄りかかって
○手をふりフィフィ吹いて 山内青年たちも集まってきて
○徳利、古酒持ち寄って昔百合の花が盃に
○めぐってくる匂いのかわいさよ 胡弓や三線を弾きながら
○娘の歌声のかわいいことよ 青年達の舞方は面白い
○今夜の遊びは盛り上がったが 鳥はうたったりして居られない
○別れの道唄 恋しさよ 明日は面影が立たないかねえ
2006年09月24日 00:57