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「梅の香り」の変遷

大好きな民謡のひとつ「梅の香り」

春や花盛い野ん山ん咲ちゅい 種々ぬ花ぬ咲ちょる美らさ

沖縄は西原町にある「梅の香り」の歌碑にMAGIさんに連れていってもらいました。

西原町はよく行った場所ですが歌碑はまだ見たことがありませんでしたから。


民家が立ち並ぶなかに公園があり歌碑がありました。

歌碑にはこうあります。

「名曲「梅の香り」の作詞・作曲者、新川嘉徳氏は、1899年2月10日に西原村(現西原町)字小那覇に生まれ、14歳でハワイへ渡って働きながら電気機械工学を学び、蓄音器関連の発明で米合衆国政府から特許を得る。(中略)1939年発売の「梅の香り」は、琉球音階に洋楽の影響が潜みグローバルで斬新な曲と評価され親しまれている。」

このように高い評価をうけた「梅の香り」です。

新川嘉徳さん、発明家なんですねえ。

さすが歌の発想が斬新で、また構成も論理的だと思います。

私も大好きな曲のひとつです。



この新川嘉徳さん。

広島平和文化センターには「平和行進の歌」というのを寄贈しています。

今度実際に調べてみたいと思っています。
(どんな歌なんだろう)



さて「梅の香り」ですが

72年前につくられた歌ということになります。

しかし、つくられた当時のまま唄われているのではないということが判ります。


それは、歌碑の横にある「ジュークボックス」(?)



左の1939年の歌と2006年古謝美佐子さんの歌、違うのですよ。

古いものは、唄いだしのタメがなく、リズム的には表打ち。

新しいものは、タメを多くし裏打ち。

さらに、曲の構成でも古いものには「繰り返し」がありません。

どういう経緯で変化していったのか、私には知る由もありませんが

時代とともに歌がかわり、人々に愛され続けているということでしょう。

歌のあり方に、はっとさせられました。




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2011年06月25日 09:16
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