親父ゆずり
宮崎で隠居生活をしている、私の父はカラオケ好きである。

カラオケ同好会の会長などを歴任して、いまだに家のカラオケルームには毎日晩酌で焼酎を飲んだあと、すわりこみ観客もいない部屋で2,3曲歌うのが常。
演歌一筋で、小さいころ、まだカラオケのない頃、レコードに合わせては唄っていたので、その曲を私もよく覚えた。
「小指の思い出」
伊藤ゆかりさんだったかな?
あなたがかんだ、小指が痛い、昨日の夜の小指が痛い。
小学生の頃よく歌ったから、大人が喜んだ。
ませたガキだった。
森進一さんの歌もおやじは好きだったから、私も覚えた。
おやじは楽器はなにもできない。
唄一筋である。
あるとき、おやじがよく行くという宮崎のスナックに連れて行かれた。
そこで、私も演歌を歌うと店の人から
「あらーお父さんそっくりね」
そういうわれるとおやじの顔がゆるんだ。
まあ、もともとゆるみがちな顔ではある。
そこもおやじゆずり。
おこで親父から「ゆずってもらったもの」を並べてみる。
唄が好き。
酒が好き。
食べることがすき。
議論が好き。
人が集まるところが好き。
あとは。。。
人前で歌うことは、はずかしくないのも親父ゆずり。
さて、高校3年になった長男は、昨年民謡コンクールで新人賞を取った。
そのお祝いに、三線を買ってあげた。
下の中学2年の息子(上の写真の右)は、そろそろマイ三線が欲しいという。
こりゃ、沖縄が好き、三線が好きというのも、私の代からの
「親父ゆずり」に加わるのかもしれない。
まあ、とは言っても、おやじは台湾(植民地下の)生まれ。
沖縄より南の暮らしを知っている。
そういうことだから、私もこの道にはまるのはしかたなかったのかもしれない。
カラオケ同好会の会長などを歴任して、いまだに家のカラオケルームには毎日晩酌で焼酎を飲んだあと、すわりこみ観客もいない部屋で2,3曲歌うのが常。
演歌一筋で、小さいころ、まだカラオケのない頃、レコードに合わせては唄っていたので、その曲を私もよく覚えた。
「小指の思い出」
伊藤ゆかりさんだったかな?

小学生の頃よく歌ったから、大人が喜んだ。
ませたガキだった。
森進一さんの歌もおやじは好きだったから、私も覚えた。
おやじは楽器はなにもできない。
唄一筋である。
あるとき、おやじがよく行くという宮崎のスナックに連れて行かれた。
そこで、私も演歌を歌うと店の人から
「あらーお父さんそっくりね」
そういうわれるとおやじの顔がゆるんだ。
まあ、もともとゆるみがちな顔ではある。
そこもおやじゆずり。
おこで親父から「ゆずってもらったもの」を並べてみる。
唄が好き。
酒が好き。
食べることがすき。
議論が好き。
人が集まるところが好き。
あとは。。。
人前で歌うことは、はずかしくないのも親父ゆずり。
さて、高校3年になった長男は、昨年民謡コンクールで新人賞を取った。
そのお祝いに、三線を買ってあげた。
下の中学2年の息子(上の写真の右)は、そろそろマイ三線が欲しいという。
こりゃ、沖縄が好き、三線が好きというのも、私の代からの
「親父ゆずり」に加わるのかもしれない。
まあ、とは言っても、おやじは台湾(植民地下の)生まれ。
沖縄より南の暮らしを知っている。
そういうことだから、私もこの道にはまるのはしかたなかったのかもしれない。
2006年06月16日 19:15