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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › あまはいくまはい  › 知念城跡

知念城跡

何度も探したのに見つからないものが、ひょんなことから見つかることがあります。

いままで二回チャレンジしたけれど見つからなかった知念城跡。

急な坂の上に駐車場があり、標識が見えにくい場所にありました。


今回は近所のおじさんに聞いたらすぐに見つかりました。やはり何でも地元の方に聞くべきですね。

▼梅雨明けの空の下の知念城跡。

入口に教育委員会による解説がありました。長いのですが引用します。

「知念城跡(国指定史跡・県指定名勝)

 知念城跡は、知念村字知念の西頭台地上にあります。『おもろさうし』にも、「ちゑねんもりぐすく」ともうたわれており、沖縄各地で按司と呼ばれる首長たち抗争を繰り返していた。グスク時代前半期に築かれました。
 城跡はミーグスク(新城)とクーグスク(古城)とよばれる二つの郭からできています。クーグスクは、古い野面積みで囲まれ、東の高くなった岩山の上に立地しています。
ミーグスクは、二つの門と石垣で囲まれた郭です。正門を入ると、右手に「火の神」が祀られている小さな祠がみえ、さらにその奥には「友利御嶽」があります。友利とは、「名高く尊い」という意味があります。なお、御嶽の前方(東側)には、神の島といわれる久高島が見えます。」

 
▼首里城ではあまり感じませんでしたが、城壁の曲線が非常に美しく感じました。

明らかに本土の城壁の作り方とは違っています。

先日の台風で体験しましたが風はこのような場所では突風となって破壊力になります。まっすぐな壁ではいつか倒れてしまうでしょう。


こうした城壁を見ると「風」を感じるのは私だけでしょうか。まさに風の道を描いたような曲線!

風を受け流すことで城壁を長年にわたって守っている構造なのかもしれません。

琉球の人々の知恵に驚くとともに、この城壁からも学ぶ生き方があるのかもしれませんね。

海には久高島が見えました。

昔から大切にされてきた聖地です。

静かにまた訪れたい場所でした。

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2011年06月17日 10:06
この記事へのコメント
たるーさん

自分ではいかないところに連れて
いってもらいました。

知念城跡もすごく神高い場所でしたねえ・・・・

あの場所ではいいませんでしたけどねえ・・・

グスクの曲線がワタシはなんだかすごく好きで

あれには魅力を感じています。云うように琉球の風を

感じます。
Posted by MAGI at 2011年06月17日 16:24
おはようございます。

本土のお城は観光地にしかなっていないのに

沖縄のグシクは、いまでも聖地なのですね。

クダカ島を前にした知念グシクはいいですね。

知念はどうしても惹かれる場所です。

名車を使わせてくれて、ありがとうです!
Posted by たる一たる一 at 2011年06月18日 11:48
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