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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › 雪の朝に

雪の朝に

寒の戻り。
雪が積もった。
滑らないように朝歩いた。会社まで駅から20分。
たいていは鼻歌を歌いながら、たまには声をだして歌いつつあるく。
練習とは思っていない。自然に。

思い起こせば昔から歌が好きだった。
ヘタのなんとか、よくものまねをしていた。
森進一、横浜ブルース?だったかな。つまり声がハスキーボイスだった。
で小学校6年生の頃、学校の先生に悩みで「声が悪いのが悩み」だと真剣に相談したものだ。

先生がおっしゃった答えもしっかり覚えている。

「せきくんは競馬場の近くだよね。あそこで思いっきり声をだしたらいい。毎日やったら声がきっとよくなるよ」

もう年配のその先生は厳しい指導で有名だったが、とても優しくいってくださった。小学生のくせに競馬場に通った、というと語弊がある(笑)遊び場だったから、遊びの帰りにちょっと声をだしてみた。

恥ずかしい。
廻りを見回す。近くは草むら。あと墓場。ひとけはない。
もう一度、イキを大きくすって、あーーーーっ!
恥ずかしさも声の大きさに比例するんだ。
でも、ふと、なにか気持ちよさとふっきれた気分に。
それから、何回かやってみた。

先生のご指導はありがたかったが、声がよくなったとは思えなかった。
むしろかすれてがらがら声になったような気もする。
いつのまにか、声出しは忘れ遊びに興じていた。

そのうち中学校にはいり、ギターでフォークソングを歌いだす。
声の悪いのなんか忘れて。ハスキーボイスはかわらなかった。
仲間で開いたコンサートにでたり、人前で歌ったり、とにかく好きというのは回りもみえなくなる。

それから数十年。

気がつくと人前で歌を歌っているが、声はややハスキーボイスだ。
まあ、これも個性なのだからしかたないと今ではあきらめている。
自分の声にあった歌を探すのも大切な修行だと今は考えている。

しかし小学校のS先生の教えをいまでも続けていたら美しい声になっていたのだろうか。。ちょっと残念。
でも、今日も歩きながら歌っている。

雪の朝に




2006年03月14日 23:46
Posted by たる一
Comments(2)
この記事へのコメント
はいさい!たるーさん

うちな~~ん くとウし 最後ぬ わかりび~~さかも・・・

民謡の唄とか聞いていると、声がいいといいなあ~って
うらやましく思うけど、これもこの人が自分で努力して得た声かも
しれないよね
唄を歌い込むことによって自分で喉を作っていくんだよと
先輩ね~~さんに言われました。
自分の納得いく声が出せるようになりたいもんだね
Posted by MAGI at 2006年03月15日 10:23
MAGIさん
ほんと声は、動かせないものと動くものがあると思います。
個性は動かせない。
でも個性を伸ばすことは可能。

MAGIさんもやってますか?、毎日の声だし。
いい声だから楽しみだね~
Posted by せきひろし(たるー) at 2006年03月16日 18:25
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