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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › いもがらぼくと

いもがらぼくと

寒くなると腰が痛くなる。
数年前、こりゃあいけんというくらい痛いので近くの整形外科にかかった。
「ゴルフされますか?」
「いいえ・・」
「これはゴルファーがよくなる病気で腰椎変形性・・」
「はあ。そうですか。まあ仕事が少し力もいるので」
「無理をしないでください」

まあ、そういわれても仕事だから困ったものだ。仕事のほうは配慮してもらって最近は腰には負担のないような仕事をしているのだが、どうも冬になると腰痛が出る。
今朝は布団の中で、寝返りを打ったら「イテテ」となった。

そういえば歌の世界でも「腰痛」が出てくる歌がある。
私の故郷、宮崎も民謡は多いが「腰の痛さよ・・」で始まる歌がある。「いもがらぼくと」という歌。田植えで腰が痛いが、そろそろ寝酒の酌に嫁が欲しくなった、、というようなワガママな歌だった。
ちなみに歌詞は

♪腰のいたさよ 山畑開き 春は霞の 日のながさ
焼酎五合の 寝酒の酌に おれも嫁女が ほしゅなった ヤレ
(もろたもろたよ いもがらぼくと 日向かぼちゃの
よか嫁女 ジャガジャガマコッチ エレコッチャ)

♪鞍に菜の花 ヒャラヒャラヒャット 七つ浦から 赤毛布
可愛い嫁女は シャンシャン馬よ 今年ゃ田植も 二人づれ ヤレ
(もろたもろたよ いもがらぼくと 日向かぼちゃの
よか嫁女 ジャガジャガマコッチ エレコッチャ)

♪種は万倍 とりいれ日和 まこちめでたや 出来秋の
飲みにござれや 祝いの酒を 嬶も珍らし 長着物 ヤレ
(もろたもろたよ いもがらぼくと 日向かぼちゃの
よか嫁女 ジャガジャガマコッチ エレコッチャ)

♪ヤイヤ霧島 大雪じゃがい 大根千切 手が痛や
おれも出年は すぐ人の親 きつや辛やと 言ちゃおれん ヤレ
(もろたもろたよ いもがらぼくと 日向かぼちゃの
よか嫁女 ジャガジャガマコッチ エレコッチャ)

いもがらぼくととは、芋がら、つまり芋の茎で作った木刀で、見かけは強そうだが叩くとポキッと折れる。宮崎の男を象徴しているわけだ。
さらに日向かぼちゃというのは宮崎の女性。ゴツゴツしていて見かけが悪い(失礼)が味はウマイ。いや、これは私が言っているのではありませんから。

沖縄の民謡にもある。「越来節」で冨里が娘を誘って毛遊びに出かけるが、坂がきつい、娘が「私をおぶって、冨里さーん」と甘えるが「わしは腰痛なのだ。腰を押してやるからがんばれ」という。

他に腰痛の歌ってあるだろうか。
自分が腰痛だからって、そんなテーマで探すな、といわれそう。
インフルエンザに腰痛。今年の冬もまだまだこれから。何が起こるやら。
寒い京都で腰が冷えたのかなあ。
いもがらぼくとのひろしです。

いもがらぼくと

2006年02月08日 22:35
Posted by たる一
Comments(0)
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