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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › 沖縄の旅 補足

沖縄の旅 補足

いい正月でーびる。
今日は旧正月である。
本土ではもうこの旧暦の感覚がなくなっているが、沖縄やアジアの各国では昔からの太陰暦(旧暦)をいまだに残している。
太陰暦とは月の満ち欠けを基準にした暦であり、自然がそのバイオリズムを依拠しているという説もあることからより自然に沿った月日の考え方だろう。
日本人も昔はこの太陰暦だったのだが西欧化の流れに乗ろうとしてそれを捨ててしまった。
沖縄では祭りなどの年間行事はいまだ太陰暦である。


沖縄の旅 補足

正月に沖縄にいったとき、どうしても一度行きたいところがあり
一人で出かけた。
斎場御嶽だ。
昔は女性だけしか入れなかったところだと聞いたが、観光地になっている。
それでも、どことなく雰囲気は簡単に人を寄せ付けないような空気があるから不思議だ。

2006年の計をたてるにあたり、なにかあせる気持ちを落ち着かせたいと思い、ここに来ようと思った。

奥のほうから、海の向こうに久高島が見える。

沖縄の旅 補足

昔、最初にこの久高島にアマミキヨという神が降りてきたという。
琉球発祥の地といわれている。
たしかに神話が生まれそうな場所である。

私の生まれた宮崎も神話が多いが、その神話は自然の不思議な造形を背景にしたものが多い。天岩戸伝説も火山の溶岩によって侵食された崖とともに言い伝えれている。

沖縄の旅 補足
ふと横をみると池がある。砲弾池と書いてある。
戦争の時南部は逃げてきた人々が、日本軍掃討に躍起になる米軍の砲弾に雨をうけて悲惨だったという。

今はこの島には米軍と自衛隊が多くの基地を作り、空に、海に出て行く。
そのような島になったことを「神様たち」はどう思われているだろうか。

何事もない、なかったように海と空は輝いているが。。

沖縄の旅 補足

真冬に見る南国の蝶。
蝶もそういえば沖縄では神聖な生き物。
あの世とこの世を行きかい、思いを伝えてくれるという。

沖縄の旅 補足

旧暦であっても新暦の正月でも店が休みが多い。
食事をするところを探して、御嶽のすぐ近くのビーチに行く。
そこの景色がどうも懐かしい。
と思ったら、最初に沖縄に来て連れて行かれたビーチであった。

そのとき昼食をとった店に偶然来てしまった。
これも縁というものなのだろうか。

沖縄の旅 補足

ホテルの社長さんが正座で試験を受ける私のために洋室に畳をいれてくれた。
ここに正座して三線を練習した。

いろいろな人にお世話になりながら「恩」というものを感じた旅を終えた。

2006年01月29日 09:35
Posted by たる一
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