風立ちぬ

時節外れのお墓参りに。
でも、今日から沖縄は旧盆、ウンケー(お迎え)なのである意味ピッタシなのかもしれません(笑)

日差しは相変わらずですが、雲の形が、ほら、すこし真夏ではなくなってきてる。
朝の日陰では、爽やかな風も感じられますよ。
ついでに映画「風立ちぬ」を。

感想。
零戦を開発した堀越二郎を主人公に、そのはかない恋愛と、こちらもはかない飛行機への夢を描いた宮崎駿作品。
映像的には80点。
ラブストーリーとしては70点。
メッセージ性は0点!
宮崎さん、ゼロ戦の開発者を主人公にしたのに、夢で現実を覆い隠したらいけません。危険。何も語らないのは、賛成と同じですよ。
悶々としました。

こちらは、テレビのBSでやっていた、スティーブンスピルバーグなどが総監督をした「the pacific」の♯9沖縄、をみました。
こちらの沖縄戦の描き方の重さにはびっくり。
戦争を見つめ描きだそうとする力を感じました。
対象的過ぎる時代の描き方に、すこし日本の歴史認識の甘さを感じます。
8.6、首相が、日本国民は唯一の。。と言ったくだり。
8.15には、加害責任を抜いた発言。
これらと、風立ちぬが重なってしまいました。
あくまでも私の感想。
皆さんはどうご覧になられましたか?
2013年08月19日 08:26