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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › ◎の会

◎の会

昨日は「◎の会」。

怪しい名前だが、「すっぽんは昔、丸と呼ばれていた」と友人から教えられ、その彼が命名した。

忘年会をかねて、すっぽんを食べて英気を養おう、という趣旨で我が家の下にある居酒屋に七人集合。

初めて食べるすっぽんに胸が躍る。

まずは


食前酒として、生血を混ぜたワイン。



すっぽんの刺身。肉と肝臓と心臓も。
臭みもなく美味しい。



脚の唐揚げ。みなさん、「うまい、うまい」とかぶりつく。

いよいよ本体の鍋。

すっぽんの身もコラーゲンタップリのプリプリ。旨味も凝縮されている感じ。野菜に旨味が絡む。酒が進まないわけがない。


すっぽんの卵。この季節に卵があるのは珍しいらしい。
殻を剥いて食べると、普通の鶏卵の黄身の何倍かの濃いい味が広がる。

ひたすら食べ飲みながらも、話題はかの「テンペスト」。みなさん大阪までお芝居を見に行くとか。

すっぽん食べながら琉球王朝の話も奇異なものだ。すっぽんは沖縄に昔はいなかったらしい。養殖で持ち込まれたものが繁殖したようだ。

ちなみに、「すっぽん」という名前は、例によっていくつも説があるのだが「朱盆」(赤いお盆)に形が似ていて、それが訛ったというのが有力で、あとは水に飛び込む音からきたというのもある。

「月とすっぽん」も、同じ丸いものでも「月と朱盆」くらい違うものはない、という例えから、「朱盆」が「すっぽん」に変わっていったという説もあるようだ。

ただ、すっぽんが「丸」とよばれていたのだから、同じ丸いものの比較に「すっぽん」を提示しても不思議ではない。

最後の雑炊は「別腹」といいながら全員のお腹に収まった。

残されたのは


お盆のような骨だけ。

身体も暖まった。

英気もフル充電のようだ。
楽しい時間と美味しい料理を、みなさんありがとう。

2010年12月20日 12:34
Posted by たる一
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