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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › いくつもの故郷

いくつもの故郷

人に「故郷」はいくつあるのだろうか。いや、あってよいのだろうか。

生まれた土地を「故郷」とよぶなら一つだが、愛すべき土地ならいくつもあってよいと思う。

親や人の愛を受けて育った土地は間違いなく「生まれ故郷」だが、人の情けに触れた土地も心の「生まれ故郷」と言える。

日曜は広島で「都道府県対抗男子駅伝」があった。

私が応援したのは沖縄と宮崎。

結果は、どうであれ頑張った選手たちに声援を送りたい。

今回はお誘いもあって宮崎県人会におじゃましてお手伝いをさせていただいた。

前日の激励会と県人会新年会には三線を持ち込んで、元旭化成の宗さんらと地鶏などで一杯。

宮崎県人会のみなさんも芸達者が多く、銀座で習ったという「十九の春」や、宮崎民謡「刈り干し切り歌」をきかせてもらった。

駅伝本番の昨日は宮崎県人会は地鶏などを販売するお手伝いを。

出身地に関わらず宮崎を愛する方々がお手伝いに参加されている。

沖縄県人会も同じ光景がある。

生まれ故郷でなくても、情けに出会った土地を愛する人の気持ちは大切だ。

沖縄県人会のかたも「よお三線弾けよ〜」と声をかけてくださる。そしてお互いに差し入れしあったりも。

情けある心に県境や線引きはない。

そしてどこのチームも「頑張れ!」と声をかける人々が。狭い「郷土根性」はみられない。

そして夜、地鶏の煙りを風呂で洗いながしホテルで選手激励会に。

たくさんの方々と、宮崎弁で語りながら、三線で「花」や、芭蕉布の替え歌「すきなっちゃが宮崎」を歌わせてもらいにぎやかしの役目を果たさせてもらった。また激励会のお開きは、みんなで輪になって三線の演奏で「故郷」の合唱で締めくくった。

生まれ故郷と「情けの故郷」、どれも人の情けを大切にする愛すべき土地。

いくつも故郷があることを誇りに感じた。

そして私たち夫婦をそれぞれの県人会に引っ張っていってくれた方々に感謝。


2010年01月25日 15:52
Posted by たる一
Comments(2)
この記事へのコメント
土日、楽しかったですね。

広島の前の赴任先が宮崎だった事から、宮崎県人会に参加するようになり、毎年この二日間は楽しみにしています。

この度、この楽しいイベントをたるーさんご夫妻と一緒に楽しみたいと思い、お誘いしました。

明日は日曜日のかたずけ。表舞台を楽しくするには裏方の準備とかたずけが大切です。

次回は沖縄県人会。
またご一緒できる事を楽しみにしています。
Posted by かよちん at 2010年01月26日 00:38
お疲れさまでした〜
そしてありがとう〜
後片付け、できないで
ごめんなさいねm(__)m

故郷を思う気持ちに
あふれた県人会の空気
とてもいいねぇ

トゥシビもゆたしく!
Posted by たる- at 2010年01月27日 09:41
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