
夫婦杉

昨日写真を見せてもらったが、あらためて縄文杉の写真などを見るだけで凄さを感じてしまう。
いろいろ説があるみたいだが4000年から2500年くらいの樹齢らしい。人間の有史以前を知る木なんだ。
人間というものが小さく思える。
屋久杉の仲間に「夫婦杉」(めおとすぎ)というのがあってこれも写真を見せてもらったが、なんともおもしろい。(写真)
二本の杉の枝が融合して一本になっている。
どうしてこうなったか理由はわからないが永年重なった枝が融合することがあるらしい。
人間の夫婦もかくありたいものだ。
夫婦の姿を歌った歌に「夫婦船」(みーとぅぶに)がある。その二番に
夫は帆柱に妻や船心 いちやる波風も共どやゆる
(歌意)夫は帆柱で妻は船のようなもの どんな波風も一緒に乗り越えなければならない
夫婦の一体感を表した歌詞が、この「夫婦杉」を見ていると浮かんできた。
何百年の時を経た自然が語りかけているのかもしれない。
2009年11月18日 13:59
Posted by たる一
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