
ん
沖縄語で「いやいや」は「んぱんぱ」('Npa 'Npa)という。
ある人が別のブログで「語源はなんでしょうか」と聞いてくださった。
語源はわからないが、「いや」の「い」が「ん」に変わったというのは想像できる。
「出る」(でる。昔は「いづる」)の「い」が「ん」に変わって「んじゆん」となる。
そういえば本土の言葉で「ん」ではじまる言葉は、辞書でみてもない。
ん って返事くらいかな(笑)
昔アフリカ人の知り合いに「ンディニサ」という名前の人がいたが
アフリカだけでなく外国では「ん」ではじまる名前は少なくないようだ。
沖縄語辞典には、「ん」ではじまる語句が、でるわ、でるわ、たくさんある。
ヤマトゥンチュには発音しにくい言葉の一つだろう。
さて、ベトナム人と話していると、あることに気がついた。
たとえば、泳ぐは「boi」(ボイ)というのだが(細かい発音は別にして)
この「b」の発音をよく聞くと、息を吸い込んでいるような音に聞える。
え、吸い込んで発音?
と最初は驚いたが、他の「b」ではじまる言葉はみな吸い込んでいるように聞える。
うまく表現できないが、しらべてみたら「入破音」(にゅうはおん)というのだそうだ。
「Wikipedia」によると
入破音は、調音点と声門で二カ所の閉鎖を作って空間内に空気を閉じこめたのち、声門を下げて口腔内の気圧を下げると、外との気圧差がある状態で調音点の閉鎖が開放され、外から弱い内向きの気流が作り出されることによって発音される。
うーん。
要は口を閉じて、「ば」というときに、ほんのすこし喉を下げるようにすると、空気を吸い込んで・・・
こんなこと書いてもふつうの読者のみなさんにはなんのこっちゃって感じでしょうなあ。
でも、沖縄語の声門破裂音も、練習しないとわたしたちにはなかなか難しい発声だ。
それが言いたかったと、いいわけしておきましょう。
道をあるきながら「ばっ」「ばっ」と云っている人にであったら私です。
ある人が別のブログで「語源はなんでしょうか」と聞いてくださった。
語源はわからないが、「いや」の「い」が「ん」に変わったというのは想像できる。
「出る」(でる。昔は「いづる」)の「い」が「ん」に変わって「んじゆん」となる。
そういえば本土の言葉で「ん」ではじまる言葉は、辞書でみてもない。
ん って返事くらいかな(笑)
昔アフリカ人の知り合いに「ンディニサ」という名前の人がいたが
アフリカだけでなく外国では「ん」ではじまる名前は少なくないようだ。
沖縄語辞典には、「ん」ではじまる語句が、でるわ、でるわ、たくさんある。
ヤマトゥンチュには発音しにくい言葉の一つだろう。
さて、ベトナム人と話していると、あることに気がついた。
たとえば、泳ぐは「boi」(ボイ)というのだが(細かい発音は別にして)
この「b」の発音をよく聞くと、息を吸い込んでいるような音に聞える。
え、吸い込んで発音?
と最初は驚いたが、他の「b」ではじまる言葉はみな吸い込んでいるように聞える。
うまく表現できないが、しらべてみたら「入破音」(にゅうはおん)というのだそうだ。
「Wikipedia」によると
入破音は、調音点と声門で二カ所の閉鎖を作って空間内に空気を閉じこめたのち、声門を下げて口腔内の気圧を下げると、外との気圧差がある状態で調音点の閉鎖が開放され、外から弱い内向きの気流が作り出されることによって発音される。
うーん。
要は口を閉じて、「ば」というときに、ほんのすこし喉を下げるようにすると、空気を吸い込んで・・・
こんなこと書いてもふつうの読者のみなさんにはなんのこっちゃって感じでしょうなあ。
でも、沖縄語の声門破裂音も、練習しないとわたしたちにはなかなか難しい発声だ。
それが言いたかったと、いいわけしておきましょう。
道をあるきながら「ばっ」「ばっ」と云っている人にであったら私です。
2009年10月17日 10:26
Posted by たる一
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