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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › 照喜納朝一さん

照喜納朝一さん

8月15日を前にして「戦争」を扱った番組が増える。

今日の「徹子の部屋」はゲストに照喜納朝一さん。


照喜納朝一さんの語りでは徹子さん、沖縄戦の悲惨さ、その意味を引き出そうとしていた。

朝一さんのお父様が持っていた手りゅう弾が、見つからず家族の「自決」がまぬがれたこと。
米軍からの降伏呼びかけ3日目にお父さんが「もういいだろう」といって
朝一さんにふんどしでつくった白旗を持たせてガマから投降したこと。

そして自分たちを「艦砲の食えぬくさ~」と呼んだこと。
民間人も軍人も区別なく12万人の人が無くなった沖縄戦。

最後に照喜納朝一さんの「仲風」を聴いた。
平和のために歌三線をやり続けるのだという。
歌三線のすべての旋律が胸に飛び込んできた。

徹子さんが言った。

「私は2月に日本が降伏していれば東京大空襲も、沖縄戦も、原爆もなかった。
なぜもっと早く降伏しなかったのか、それが悔やまれる」

でも、なぜ「自分たちの被害」だけ悔やむのだろう。

あの戦争をはじめなければ、アジアや、日本が敵と呼んだ国々に
被害が及ばなかった。

それゆえ、空襲も地上戦も原爆もなかったはず。

そして沖縄の人々が、なにもなくなった島から
今も営々と歌い継ぎ、大切にしている沖縄のウタ。

二度とイクサを繰り返さない知恵をウタから学びたい。
繰り返さないためにウタう照喜納朝一さんの姿勢に学びたい。

2009年08月14日 14:12
Posted by たる一
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