
元気のもと

私が教えさせていただいているなかで最高齢は83才の藤谷さん。
昨日はなにやら大荷物をかかえてエレベーターのない四階まで、息を切らしてあがってこられた。
「みんなにお茶を飲んでいただこう思いまして」
小一時間ほど歌三線をやったあとわかしておいていたアルカリイオン水でお茶をたてていただいた。
さすが長年の所作は、年配のみなさんをもうならせる。
「そんな立て方ではだめ、こうやるのよ」
と全くお年を感じさせない早さで、ソフトな泡を立てる。
藤谷さんは、今「涙そうそう」や「秋の踊り」がお気に入りだが、「千の風になって」などもお好き。
「お茶は身体にいいですよ。お酒ばかりでなくお茶も飲まれたら?」
とわたしの健康にも配慮してくださる。
とは言え、たまにお口の御厳しいときもあるが、年配への敬意を忘れてはならない。
みんなで三線を弾きながら、お菓子をいただきお茶を飲む。
生活のなかに歌三線が根付くことが願っているが、たまにはこんな教室の光景もホッとする。藤谷さんありがとう。月曜教室でも薮椿さんがお茶を用意してくださることにも感謝は忘れない!
コンクールも、二ヶ月と少しに迫り、コンクール勉強会もはじめた。
たまにはお茶でホッとする時間もつくりながら、歌三線を育てていきたいね。
2009年04月08日 16:35
Posted by たる一
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