
ハート

先日、沖縄のタンカンをいただいて、まあその見かけの悪さとは反対に
甘くて、香り高さに感動。
おいしい!
タンカンなどは沖縄で「かーぶちー」というわれる皮が厚い種類にはいる。
その柑橘類の総称が「九年母」(くにぶ、くぬぶ)と言われる。
九年母木の下でかわされる男女のやりとりを
歌にした「九年母木節」。
「島唄まじめな研究」でとりあげた。
CD「ジルー」に入っている嘉手苅林昌氏のそれは
自由闊達で、歌詞の長さもまちまちだが
滑稽に、女性に振られるところまで歌われる。
こんな歌が最近聴けなくなったなあ、と思うのは
沖縄に住んでいないせだろうか。
ウチナーグチで、情景を描き、観客に生き生きと伝える。
歌詞を入れ替えたり、ときには間違えることもあっても
言葉が生きている!と感じる。
三線も歌詞に応じてパターンを変え、
長さが違う歌詞もきれいにのっていく。
「ちりちみぬちゅらさ」とはこういう状態を言うのだろう、と思った。
あ、写真?
教室でみかけた、ハートがある三線。
肝がある三線なんて、誰のでしょうねえ。
2009年03月12日 12:00
Posted by たる一
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