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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › さいたむん

さいたむん

最近、沖縄から届いたメール。
「島唄まじめな研究」の「オーナーへのメッセージ」を通じてやって来られた。

75歳の男性のウチナーンチュの方。

「島唄まじめな研究」をみたきっかけから、いろいろな思いが綴られていた。

小学校入学まで、一度も大和口を聞いたことがなく、小学校の教科書にある
「サイタ サイタ サクラガサイタ」の意味がまったくわからなかったそうだ。

先生の口うつしで言葉を覚えて「がなりたて」ていたそうだ。

そして一言「今考えると、まったく『サイタムン』だったという感想です」とあった。

「サイタムン」?

辞書を開くと
「saita 《連体》変な、妙な」とある。

つまり、「変な者」。

なるほど。「サイタ サイタ・・」と意味もわからず「がなりたてた」「変な者」だと。

けれども、その土地の言葉を尊重せず、使えなくした人々のほうがもっと「サイタムン」だったと
いわなくてはならないだろう。

メールの最後に「これからも読ませていただき、勉強させていただきます」とあった。
とんでもない!
こちらが勉強させていただかなければならないのに。
身を引き締めて勉強させていただきます。

さいたむん。この言葉が身に響いた。

「大和の国」はこの「国」にどんなことをしてきたか、
知らないですむわけがない。








2009年03月02日 22:57
Posted by たる一
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