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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › チューリップの唄

チューリップの唄

チューリップの唄

先日、結婚一周年記念にいただいたチューリップが花を開こうとしてる。

花が咲くと部屋の中がパッと明るくなる。

だれでも知っている「チューリップ」の唄。
私たちの三線教室では、入門者が最初にやる曲としておなじみだ。

だれかが、「この唄、三番まであるんです」と調べてくれた。

一 さいた さいた チューリップの花が ならんだ ならんだ あか しろ きいろ
   どの花見てもきれいだな

二 ゆれる ゆれる チューリップの花が 風にゆれて にこにこ 笑う
   どの花見ても かわいいな

三 風にゆれる チューリップの花に とぶよ とぶよ ちょうちょが とぶよ
   ちょうちょと花と 遊んでる


実は、調べると、作曲は井上武士。作詞は近藤宮子(こんどう みやこ、1907 - 1999)。出身は広島市の国泰寺町だそうだ。  
なんだか唄が身近になった。
 でも、3番以降は、日本教育音楽協会が作詞。いろいろ著作権をめぐって裁判もあったようだ。
それにしても、曲の作りといい、詩の中身といい、よくできている。

三線で弾くとわかるが、ドレミ、ドレミと同じフレーズの繰り返しを変化させて一気にサビへと盛りあげる。
おそろしく単純ながらも人の心をつかむ。
この唄の命は一番で、あとは同じ内容を繰り返している。
「人はいろいろな色があって美しいのだよ」と、あのSMAPが歌った「世界に一つだけの花」を彷彿とさせる。


チューリップを三線教室入門者の最初にやるのは訳がある。

最初の「ドレミ」を合、乙、老と弾くことで、 その他「四、上、中 工、五、六」の六つの壷所(チブドゥクル)を確認できるからだ。
つまり、チューリップの「咲いた、咲いた」が弾ければ、いっぺんに九つの壷所を理解できる。
あと、尺と七の壷所を理解できれば、初級の本調子の曲は十分だ。

「あ、三線、自分も弾けそうだ」と思えるのが、この唄のよいところ。
そして誰でもしっている。

ヤマトゥンチュが沖縄民謡に入っていくその前の練習になるのかもしれないが、
弾いて歌える曲を自分のものにすることは大切だと思う。

おさらい会の懇親会でもこの曲が登場する。
楽しみだ。

2009年01月30日 09:50
Posted by たる一
Comments(2)
この記事へのコメント
きれいに咲きましたね。

私も昨年の秋球根を植えたのがボツボツ芽をのぞかせています。四月頃一斉に花開くと思います。楽しみです。

花が咲いたら少し早めに切花にして楽しみ、後球根のまま葉が黄色くなるまで日光にあてて堀上げ、影で十月頃まで保管しておいて再び植えると、来年も楽しめますよ。市販の球根のように大きくよく育った球根が出来るといいですね。肥料やりのタイミング次第ですけどね。挑戦してみてください。
Posted by 藪椿 at 2009年02月02日 23:09
藪椿さん

花の植え替え、難しそうですがチャレンジしてみますね〜

せっかくいただいた花の命、絶やすのはいけないよね〜

月桃も早く花が咲かないか楽しみにしつつ。
Posted by たるー(せきひろし) at 2009年02月04日 09:54
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