QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 12人
てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › 明日を信じて

明日を信じて

昨日の海田公民館講座。
ここは年輩の方も多い。わたしはそれも嬉しい。

少し前から参加されているUさんが、

「もっと早くこの教室のことを知っていたら、もっと早くうまくなれただろうに、年寄りになってしもうて…」

でもUさん、どんなに高齢者でも楽しみ、また悩みながら少しずつうまくなれたらいいのではないですか?
実際、少しずつうまくなってますよ。

80才になるFさんは、手が痛い、痛いといいながら「島のブルース」の工工四をあげたら、若い娘さんのように目をかがやかせて三線を弾いている。

対人恐怖症だというOさんは、最初「おさらい会」出演は拒否されていたが、みんなからはげまされて「行きます」といってくれた。

みなさん!人生の大先輩に「教える」なんておこがましいが、あえていわせてもらえば「好き」を大事にしてこつこつやれば、道は開けるものですよ。


三年くらい前、横川入門教室に入られた若い女性の方がいた。

「いつか唄いながら三線が弾けたら」といって熱心に通われたが、しばらくして病に倒れ、願いは叶わぬうちに、ついに帰らぬ人になった。

もっと早く教えられたら、亡くなるまえには「沖縄民謡を弾き唄う」喜びを知ることができたかもしれないと悔やむ。

でも、少しでも三線の楽しさは知ってもらえたはず、と自分を励ます。

命は短い。

明日を信じて、高齢者には厳しい世の中だけどこつこつやっていきましょうね。

(昨日の海田公民館講座、Fさんの差し入れ。ひまわり煎餅、高齢者のサークルで手作り。おいしかった!いつもありがとう!)

2008年10月08日 09:40
Posted by たる一
Comments(2)
この記事へのコメント
高齢になってからの習い事は「○○が~~ない」と消極的に考えないで欲しいって思いますね~、うちの母も64歳くらいから大正琴を習い始めて、本当に何回も挫折しかけたけど、8年目になって、「楽にトレモロができるようになったわ~」ってうまくなったんですよ!(永かった~)
音楽が持つ力ってすごい!それによって、救われた、支えられた、人生変わったってことが、実際に起こっていると思う。
私も三線教室のことで色々悩んでいましたが、やっと、見つかりました、本当に道は開けるのですね。好きな八重山民謡をしていきたいと思います。たるーさんのブログを参考にしてがんばります。八重山の曲もよろしくです!私も人生変わった一人かもしれません(^0^)
Posted by ナオ at 2008年10月09日 12:33
ナオさん

お母様のお話、とてもよくわかります。
若い時は一時間で覚えられたものが歳がいくと、倍も、いや何日やっても覚えられないように感じます。

「習おうより慣れよ」の言葉通り、慣れていくしかないのですよね。

そして教室を見つけられたそうで、おめでとうございます。すばらしい!

師匠ができ、仲間も増えることは良い事です。
頑張って八重山民謡を体得してくださいね〜
Posted by たるー(せきひろし) at 2008年10月09日 16:19
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。