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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › いらな焦がりゆみ闇の蛍

いらな焦がりゆみ闇の蛍

蛍が昔好きだった。
蛍の養殖はできないと思われていた頃、ある小学校の先生と子どもたちが
近くの川の水を引いて、コケをはやして蛍を増やした話が本にあって、読んで感動した。

実際に、自分でもやってみたことがある。
コケと水とを水槽にいれて蛍を放した。
産卵までいったが、孵化までいかなかった。

蛍の乱舞。幻想的である。
しかし数年、見ていない。

いらな焦がりゆみ闇の蛍さて、蛍がでてくる歌、「染みなし節」。
「島唄まじめな研究」の初期にやったのだが
力量不足などで中途半端だった。

それを改定した。参考にしてもらえたら嬉しい。

タネモリさんがさがしてくれた「琉歌大成」(清水彰)も図書館から借りてきて
、それに伊波普猷の「琉球戯曲辞典」も中央図書館にあって幸いだった。
タネモリさんには「いらな焦がれゆみ」を調べてもらったが
似たような歌がいくつかあり、それはみな「言やな」となっていることから
これは「間違いじゃないか」といわれた。
タネモリさんの本にも、そこのところは「??」となっている。

歌の歌詞を理解することは難しい。
沖縄の歌ならなおさらである。時代も、言葉も違うから。
しかし人の心はどうだろう。
人が人を思う気持ち、思いを果たせない気持ちは、何千年でどれほど変わったのだろう。
私は変わるはずがないと思っている。

「蛍」は、鳴きもせず光を放って思いを焦がらせているように見えるから
思い焦がれている人のたとえにつかわれることが多い。

夏の一時期、しかも綺麗な水、川がないと見られない。
今年もどこかに蛍を見に行きたいものだ。

2008年07月19日 12:44
Posted by たる一
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