
満月

昨日は中秋の名月。
海田公民館講座の休憩では、月にまつわるお菓子「月餅」をいただいた。 夕方、海田の山にのぼる月を見た。
月の誕生にはまだ定説はなく、地球から分離したり、余所からひっぱってきたりという説明しかできていないようだ。
余談だが昨日誕生した我が国の内閣なら説明は簡単。
前の人が投げ出した政権の延命のために、抜け殻を集めて作った「ミノムシ」内閣と言っちゃえば、ミノムシが怒るか(笑)
まだ月を眺めるほうが気持ちがおさまる。
月は昔から変わる事ないさめ 変わていくものや人の心
○月は昔から変わることがないのだ 変わっていくものは人の心
花に山嵐 月の夜に霞 かかるつれなさど 浮世さらめ
○花が咲けば荒々しい嵐が来て 月の美しい夜は霞がかかる このように思い通りにいかない情けなさこそが浮世であるぞ
なにか、世や人を憂う気持ちにさせるのも満月の力かもしれない。
ちなみに「月」はウチナーグチで「ちち」、 八重山では「ちぅきぅ」(「ぅ」は中舌母音)。 「つき」という言葉も昔はそうではなかった。
みな、兄弟のように変化してきた日本語である。
「月」の呼び名も変わっていく世の常である。
2007年09月26日 14:23
Posted by たる一
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