
永遠のボカシ
昔のことは、よく覚えていること、まったく覚えていないこといろいろだ。
それは当然だろう。
すべて覚えていたら、毎日恥ずかしくて辛いだろうし、
一日中ニヤニヤするのは変だ。
人間生きていくためには、忘却も大事。
ただ、まったく忘却しているわけではなく、記憶のヒダに刻まれて
その後の人生にイロイロな心理的影響は与えるらしい。
いわゆる意識下、ってやつだ。
生まれて最初の記憶ってみなさんはあるだろうか。
私は産みの母親を3歳の頃に亡くした。
乳がんだったそうだ。
さぞかし残念だっただろう。
しかし、今の母親、つまり後妻さんに気を使ってか
名前も、私が成人するまで知らなかった。
写真もないために、顔をいまだに知らない。
記憶にうっすらあるのは、手回しのローラーがついた洗濯機の横で
お小遣いをもらう自分。
しかし、母の顔は「ぼかし」がかかっているのだ。
母親がなくなる直前の様子というものもある。
やはり、顔はぼやけている。
幽霊でもいいから一度見てみたいと小さい頃思ったことがある。
しかし、悲しいかな、幽霊でも現れてはくれなかった。
気を使っているのか?
オヤジや兄と自分の顔の違いを見つけては、母親の顔を連想したりもした。
しかし、記憶のヒダのどこかに母親の顔はあるのかもしれない。
もしかしたら、恋人に、その面影を無意識に求めているのかも?
そう思って相方の顔を見る。
うむ。。。わからん。
母親の顔は永遠に「ボカシ」なのだ。
それは当然だろう。
すべて覚えていたら、毎日恥ずかしくて辛いだろうし、
一日中ニヤニヤするのは変だ。
人間生きていくためには、忘却も大事。
ただ、まったく忘却しているわけではなく、記憶のヒダに刻まれて
その後の人生にイロイロな心理的影響は与えるらしい。
いわゆる意識下、ってやつだ。
生まれて最初の記憶ってみなさんはあるだろうか。
私は産みの母親を3歳の頃に亡くした。
乳がんだったそうだ。
さぞかし残念だっただろう。
しかし、今の母親、つまり後妻さんに気を使ってか
名前も、私が成人するまで知らなかった。
写真もないために、顔をいまだに知らない。
記憶にうっすらあるのは、手回しのローラーがついた洗濯機の横で
お小遣いをもらう自分。
しかし、母の顔は「ぼかし」がかかっているのだ。
母親がなくなる直前の様子というものもある。
やはり、顔はぼやけている。
幽霊でもいいから一度見てみたいと小さい頃思ったことがある。
しかし、悲しいかな、幽霊でも現れてはくれなかった。
気を使っているのか?
オヤジや兄と自分の顔の違いを見つけては、母親の顔を連想したりもした。
しかし、記憶のヒダのどこかに母親の顔はあるのかもしれない。
もしかしたら、恋人に、その面影を無意識に求めているのかも?
そう思って相方の顔を見る。
うむ。。。わからん。
母親の顔は永遠に「ボカシ」なのだ。
2007年06月06日 06:27
Posted by たる一
│Comments(2)
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この記事へのコメント
たるーさんが思ってるように、ワタシの父も同じ気持ちだっただろうねっ
3才の頃に亡くなった父のおかあさん
そして、ワタシの祖母となるのだけど、まだ写真が残っているので
顔はわかる
額とか目は、ワタシはおばあちゃん似・・遺伝子が受け継がれている
紡績に行って、色白になって帰ってきた美人さんと評判だったらしい
だから、我如古より子さんの「女工節」を聞くと、まだ写真でしか知らない
おばあ~を思い出すさ~~
たるーさんのまだ見ぬ母 きっと何処かで誰からの手で写真とか
みせてもらえる日があればいいね
3才の頃に亡くなった父のおかあさん
そして、ワタシの祖母となるのだけど、まだ写真が残っているので
顔はわかる
額とか目は、ワタシはおばあちゃん似・・遺伝子が受け継がれている
紡績に行って、色白になって帰ってきた美人さんと評判だったらしい
だから、我如古より子さんの「女工節」を聞くと、まだ写真でしか知らない
おばあ~を思い出すさ~~
たるーさんのまだ見ぬ母 きっと何処かで誰からの手で写真とか
みせてもらえる日があればいいね
Posted by MAGI at 2007年06月06日 13:34
ものすごい早起きしました(笑)
おはよう。
紡績に行って「色白になって帰ってきた」というのが
面白いね。ヤマトで垢抜けしたってことだろうかね。
それとも日光が少ない工場で働いたから・・・
「女工節」はまさに、そんなおばあさんの思いだろうね。
今の母親は「ルーツ探しをしたらいいのに」と勧める。
あの東国原の生まれの「都城」が、生みの母の故郷。
いつかルーツ探しに旅をしてみようかね。
おはよう。
紡績に行って「色白になって帰ってきた」というのが
面白いね。ヤマトで垢抜けしたってことだろうかね。
それとも日光が少ない工場で働いたから・・・
「女工節」はまさに、そんなおばあさんの思いだろうね。
今の母親は「ルーツ探しをしたらいいのに」と勧める。
あの東国原の生まれの「都城」が、生みの母の故郷。
いつかルーツ探しに旅をしてみようかね。
Posted by せきひろし(たるー) at 2007年06月07日 05:07
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