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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › 心に響くものはなにか

心に響くものはなにか

昨日は呉みなと祭り。
エイサー団体が集まり「広島エイサー隊」としてパレードを行った。
心に響くものはなにか
まあ、いろいろ経過を書くと毎年同じといえば同じ。
今回も京太郎をやらせてもらい、パレードと観客の間にはいり盛り上げ役をさせてもらった。
心に響くものはなにか
毎年、同じことをしているようでまるで進歩がない、といわれそうである。
心に響くものはなにか
それに。、難しいことを考えている人はほとんどいない。
心に響くものはなにか
あいかわらず、汗を流し沖縄民謡を歌い、太鼓で舞う。

しかし、である。
このように沖縄のエイサーを踊るために、毎週練習してきたものもいる。
唄三線の練習をつみかさねてきたものもいる。
このエイサーのために病気の体をおしてきた人もいる。
踊れない、歌えないがなにか協力を、と参加するものも。
一年に一度集まり、その力を終結する。
そういういとなみが、もしかすると呉という町でなにかの胎動になっているのかもしれない。
大和ブームの火付け役、呉。
潜水艦が展示され、子供たちがその中で楽しむ。
平和を願うという展示、というが、果たして子供たちの心に残るものはなにか。
「平和のためなら命も惜しまない」というようなフレーズが
当たり前のように映画やテレビで叫ばれる。
「君のために死ぬ」という言葉が美しいとされる。
ほんとうにそうか。
沖縄での「集団自決」が「強制ではなかった」とこの国の教科書は圧力をうけた。
沖縄の歴史まで黒塗りされている。

沖縄の踊りが、呉という町でパレードに参加している。
毎年同じような踊りである。
しかし、何かを訴えている。
それが人々の胸にいつかは届くだろう。

2007年04月30日 19:29
Posted by たる一
Comments(2)
この記事へのコメント
たるー兄さん、お久しぶりです。
エイサーの事を詳しく知っている訳ではないのですが、以前、高千穂エイサーの演舞を見たときに、強く感じたのは『これは高千穂のエイサー』だということです。高千穂の思い、魂みたいなものを強く感じたからです。

だから、広島のエイサー団体には広島のエイサーの思いや魂みたいなものがあるんではないかと思うのですが、どうでしょうか・・・。
呉の地で演舞することの意味もあるのでしょう。
「君のために死ぬ」「平和のために死ぬ」とか、その思いは尊いものだったかもしれません。
でも、誰かの犠牲の上に成り立つ平和が私達が望む平和なのか、あの当時の人達が望んだ平和だったか・・・。を考えると、生きて平和な世界を築くことの方が何倍も幸せだったと思うのです。

広島はあの当時の世相、思想で生きて何かを成す。という思いを曲げられて生きたくても生きられなかった・・・時代に死に追いやられた人がいて、長い人類の歴史上初めて原子爆弾によって、何の前触れも無くし死に追いやられた人がいて・・・。
その思いを継ぐ者として広島の皆さんのエイサーには思いがあるのではないでしょうか?
きっと見ている方にも伝わっていくと私は思います。
Posted by まえこ at 2007年05月01日 23:27
まえこさん
広島は「原爆」のイメージもあるけれど
戦前は軍都で、広島市を離れると戦争のにおいが今でもあります。
岩国基地もとなりにあり、しょっちゅう戦闘機が低空飛行をしています。

広島は過去のことだけでなく未来を考えなくてはいけないですねえ。

「生きてなにかを成す」
ほんと大事なことですね。

広島から、沖縄から学ぶことは多い。
わたしたちのエイサーもそうありたいものです。
Posted by せきひろし(たるー) at 2007年05月03日 07:13
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