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てぃーだブログ › たるーの島唄人生 › 想い › シシ年

シシ年

たるーは年男である。
生年1959年8月4日。
今年48歳になる。

今年の正月に父親から
「洋は子どものころから、親に怒られて逃げるのが早かったこと、
そして、逃げる時に扉にドーーンと突進していった」
と聞いた。
猪突猛進なのはたしかに否定しようがない。

沖縄では猪は「やましし」という。
歌の「多幸山」に
多幸山の山しし 驚くな山しし 喜名の高波平(さよ)山田戻り
ここでの「やましし」は、その頃険しかった山に出没した山賊。

猪は、昔から山の神様とあがめられい、畏れられていた。
現在では、宅地造成で山が崩され、他の動物とともに
餌を失い、街に出てくるやいなや、猟友会に銃でしとめられる。
向こうが悪いのではなく、こちらが押し入っているのに。
人間こそが山賊なのかもしれない。

十二支という考えの起源は中国。
もともとは天文学において天球の分割単位だったものに後から動物をあてはめたもの
らしい。

そして猪は、亥と表されて、中国やタイ、ベトナムでは「豚」の意味だ。
日本だけが猪というのが面白い。
テレビで見たが英語でも「ピッグ」というのだそうだ。

ということは世界では、この年の人間は猪突、ではなく豚突である。
豚にならないよう正月の贅肉を落としていかねばならない。

そして歌三線も、今年はどっしりと構えて沖縄の伝統文化を継承していきたい。

師匠から電話で「3ヶ月に一回は勉強会に参加しなさい」と命じられた。
毎月、由絃曾の教師・師範の勉強会があるのだ。
当然、訪沖しなくてはいけない。

7月あたりは琉球民謡音楽協会のコンクール。
10月21日には由絃曾の結成20周年の大公演が宜野湾である。
12月1日は、広島で「おさらい発表会」(東区民文化センター)。

元旦から身の引き締まる師匠からの言葉である。
健康を第一に、シシ年を歩みたい。




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2007年01月06日 11:37
Posted by たる一
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