海田公民館祭り

たる一

2006年03月06日 06:10

昨日はいい天気。私の住む海田公民館祭り。

毎週火曜に三線講座をさせてもらっている公民館の祭りだけに、お礼もかねてがんばっている。
今年のメインは石見神楽。
その前の演芸発表会のトリは「沖縄民謡と三線講座」

しかし、よく見ると私達の前のグループ、いつもなら日本舞踊なのだが、どうも様子が違う。



今年は「奄美のさすらい千鳥」という踊りをやるという。
着物は和装だが、頭に注目。
カンプーを自前でつくり、ハイビスカスを飾り、サージを巻かれている。



踊りはちょっと自分たちの音あわせで見られなかったが研究熱心なみなさんだなあとすこし感動。
それにしても、公民館の発表会は、毎年すごい人出になる。
やはり、みなさん演芸が大好きなのだなあと思う。
三線教室にも通われている人の中で、お三味線もやられている方が何名かいる。その中にはお師匠様も。



さて、いよいよ私達の出番。
演目は
故郷(ふるさと)
肝がなさ節
安波節
愛よ愛よ の4曲。
肝がなさ節には大太鼓の代わりにジャンベを入れ、三板を叩いてもらった。
安波節にもジャンベを。
なかなかの出来だった。
なによりも、新人さんもベテランも一緒に弾き歌い、お客様への感謝をこめて歌えたこと。


その舞台の出来は、練習の積み重ねにあることは言うまでもないが、その積み重ねこそが自信となり、聞いてくれるお客様にもかならず伝わる心になるはず。
直前にいくら練習しても、それは虚しく、ごまかしても聴く側にはすぐにわかってしまう。
演奏・芸術というものはそういうもので、見る人、聴く人はみな評論家である。
毎週の稽古をまた、祭りが終わった次の週から重ねていきたいものだ。

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